妊娠出産子育て基本調査(ベネッセ)

ベネッセの次世代育成研究所が、妊娠出産子育て基本調査を発表していました。
まだ掲載されているのは20ページの概要版で、
フル版は3月に発刊予定とのことです。

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2006年11月より、妊娠期から子どもが2歳になるまでの4年間にわたり、
妊娠・出産・子育ての実態把握や、子育て生活と夫婦の
QOL*(クオリティー・オブ・ライフ)との関連性をとらえることを目的に、
アンケート調査を実施し、現在、分析を行っています。
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とのことで、長い期間にわたって継続調査を実施しています。


これに関連すると思われる記事がYahoo Newsにも「<夫婦>夫への愛情、出産1年後には低下 ベネッセ調査」というタイトルで掲載されていました。

子育てが夫婦関係に与える影響の大きさを改めて実感しますね。

てら子屋

1月24日(土)に、「子どもの好奇心は教育を超える」という総合研究大学院大学主催の
公開講演会に参加させて頂いてきました。

色々な方々の研究成果をお伺いすることができ、
とても興味深かったです。

教授陣の方々の公演が多かった中で、オムロン株式会社傘下の
ヒューマンルネッサンス研究所さんが主催している
てら子屋」という民間の取組についての発表もありました。

子供達に色々な学び・気付きの機会を作っていらっしゃって、
自分が子供だったら参加したいな〜、等と思いながら聞いていました。


ということで、ご紹介でした。

東京都、認証保育所の補助金要件を緩和

2月3日(火)の日経新聞記事より。

09年度、都独自の制度である認証保育所補助金を交付する要件を緩和する、とのこと。
具体的には、駅付近(最寄の改札口から徒歩5分以内)の保育所に交付対象を限ってきたものを、
駅から離れた地域を加えて、認証保育所の数を数十所増やすことを目指す、
ということです。

また、09年度は事業者の開設経費の負担額を2分の1から8分の1に軽減する予定だそうです。

また、認証保育園は1月時点で425箇所。

板橋区、発熱の保育園児を看護師がお迎え

全国初の試みだそうです。
病気時にお困りのご両親は多いので、
きっちりと運用が回れば、とても助かりますね。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009013090070337.html

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 保育所を利用する際は区に事前登録した上で直接病院に申し込む。
保育代は日額千五百円でお迎えサービスのタクシー代は実費負担となる。
利用時間は午前八時−午後六時。

問い合わせは、板橋区保育サービス課=03(3579)2492=へ。
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両立支援のひろば

21世紀職業財団が運営している「両立支援のひろば」です。

色々な企業が行っている両立支援の取組みを紹介しています。

更新が滞っているサイトが多い中、
まめに更新されているみたいですね。

保育の質の担保について

社会保障審議会少子化対策特別部会 第10回(9/5)〜第19回(12/3)における委員等から出された主な議論.pdf』P.24から抜粋

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○ 現行の最低基準、特に施設設備関係については、
 科学的・実証的な調査・研究の成果を踏まえて見直しを行うべき。
 〔第14回・吉田委員〕

○ 0歳児・1歳児は、園庭がなくてもできるというのはあると思う。
 〔第14回・清原委員〕

○ 最近、良くわかっている保護者は、乳児の間は園庭がなくても家庭的
 な雰囲気で、3歳になったら公立保育園へという方も増えてきている。
 〔第16回・原参考人

○ ある認証保育所で、安全・清潔・保育士数がきちんと確保されているが、
 面積が非常に狭いところがあった。子どもは自立し、知識も十分で、
 保護者は高く評価するかもしれない。
 しかしながら、次世代を担う子どもたちに今求められる学力は何かというと、
 コミュニケーション能力、問題解決能力であり、こうした力は、
 子ども集団が培っていく。子ども自ら環境に働きかけ、環境との相互作用により、
 子どもは発達していく。
 にもかかわらず、主体的な活動を促すことは限られた空間ではできず、
 子ども同士の関わりも少なくなる。自ら環境に働きかけるには、
 やはりある広さが必要。
 〔第15回・藤森参考人

○ 家には、トイレがあって、向こうに台所があってと、いろいろな生活の
 空間がある。一方、認証保育所は保育室の一部屋しか空間がなかったりする。
 最低基準としては、保育室の広さと園庭しか基準がないが、全体の生活の
 空間があるかどうかという点もある。
 〔第15回・藤森参考人
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何か科学的に立証されたものではないですし、
1つの意見ですが、広さへのこだわりは、こういうところからきたり
するのですね。